☆「いわし雲 一駅歩いて しまいけり」

                  池田 澄子
    
 空の果てつづくいわし雲。あの空を眺めていると誰でも旅人になったような気持ちがする。ただ、ほんとうの旅人になるには片付けなくてはならない問題が山積み。 この句、いわし雲に誘われて一つ遠くの駅まで歩いたというのだ。一駅だけの旅人。
 
 朝、目が覚めると「あ〜 生きてたんだなぁー」としばらく現実逃避状態。 現実にもどって自分の居場所確認・・。  どうせ一日過ごすのなら「楽しく過ごしてみようかと・・」
☆昨日のNHK で「五木寛之・旅する作家、<うつ> の現代を生きるヒント」を配達の車の中で聴いた。
五木寛之は旅が大好きで、「渡航中死ねたら理想だ」と言っていた・・・。
そして「うつ」は無気力の人にはならない状態、むしろ「生きよう・頑張ろう・・」とする人に多い。決して病ではなく、健康で意欲的な人ほど「うつ」になりやすいと言っていた。 私はどちらかというと無気力・無欲でしょうか・・眠れなかったり不安だったりの今日この頃(・−・)