源氏物語

 今年は源氏物語が執筆されてからちょうど千年目です。光源氏をめぐる多くの女性は個性的な人ばかり・・
甘え上手な夕顔・節操かたい朝顔・男あしらいのうまい玉鬘などなど・・・。
現代の女性も、自分によく似た女君を見出すのではないでしょうか・・。はたして源氏物語の女君達の行き方をどう評価するか???
 以前ある知人(女性) と意見が合わなくなり、疎遠になった人のことを思い出した。あの時の私は価値観が違うのだから無理に友達でいる必要はないと思った。それどころか彼女の考え方は間違っているとさえ思った。 しかし、今になって考えてみると、彼女は自分にないものを持っていたのだと、自分の考えをおし付けていた事に気付いた。だからと言って自分の考え方が間違っていたとは思っていませんが・・・。
光源氏に愛された女君たち・・はるか昔も今の世も、女性の生き方はしたたかな方が幸せなのだろうか? そして絶えないものは恋という名の曲者なのでしょうか・・
ここまで年齢を重ねてくると、もう・・このままの性格で死んでいくのでしょうね
(・−・)