「兄の死思い、苦境耐える」

三井住友銀行頭取「奥 正之」、学者になれという親は銀行員になる事を「一家の恥」だといった。苦境に耐えるには、若くして交通事故で亡くなった兄の死を励みにした。「苦しさの中で死んだ兄を見ていて、少々の苦しさは耐えないといけない。今でもそうだが、少々苦しくても、兄のあの死を思い起こせば我慢できる。そういうつもりで働いている。」昨年8月、サブプライムローン問題が起きた時は冷静な指示をした。これは年を取った人間の経験値でいえる、経験に基づく五感・・苦境を耐えた結果なのでしょう。 自分にも「あの時、耐えられたのだからがんばれる・・」と言う思いで、苦境に耐えたい。