2008-01-04 マッチを擦ればおろしが吹いて 線香がやけにつき難い さらさら揺れる吾亦紅 ふとあなたの吐息のようで・・ 盆の休みに帰れなかった 俺のずさんさ嘆いているか あなたにあなたに謝りたくて 仕事に名を借りたご無沙汰 あなたにあなたに謝りたくて 山裾の秋一人逢いに来た ただあなたに謝りたくて・ 親の事など気遣う暇に 後で恥じない自分を生きろ あなたのあなたの形見の言葉 守れた試しさえないけど あなたにあなたに威張ってみたい 来月で俺、離婚するんだよ そう、はじめて自分を生きる あなたにあなたに見ていて欲しい 髪に白